【Killer LAN】X470 GAMING M7 ACの無線LANモジュールを交換した話【SMART TEAMING】
前回はメモリチェックツールの話ですが今回はマザーボードの話です。
X470 GAMING M7 ACについて
X470 GAMING M7 ACはSocket AM4向けの新チップセットを搭載したMSI製のマザーボードです。今回の自作PCにはこのマザーボードを使用しました。
選定理由はAMDで自作したことがなかったのでBIOSアップデートの必要がない最新チップセットを選んだことと、なんといってもKiller LANを搭載していたからです。
前のPCにはX99S GAMING 9 ACKを使用しており、Killer LANの安定性は知っていました。
しかしこのマザーボードで気に入らない点が一つありました。それは無線LANモジュールがIntel製だとゆうことです。これでは「SMART TEAMING」が使えないのです。
MSI X470 GAMING M7 AC ATX ゲーミングマザーボード [AMD X470チップセット搭載] MB4386
- 出版社/メーカー: MSI COMPUTER
- 発売日: 2018/04/19
- メディア: Personal Computers
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Killer LANとは
Killer LANはあまりメジャーではありませんがQualcomm製のゲーミングLANです。
Killer Networking | Killernetworking | Killer Control Center
↑公式サイト(英語)
安定性はIntel並かそれ以上更に独自の機能として「Killer DoubleShot Pro」や「SMART TEAMING」があります。
SMART TEAMINGについて
ゲーマーがチーミングと聞いて真っ先に思い浮かべるのはゲームにおける不正行為だと思うますが、「SMART TEAMING」は違います。今回のチーミングはネットワーク用語のチーミングになります。
この機能はKiller製の有線LANと無線LANを組み合わせることでユーザーがアプリケーションがどのネットワークを利用するか選択することができるようになる技術です。
実際にやったこと
今回やったことはタイトルの通りで、無線LANのモジュールの交換です。
なぜこれが可能だったかとゆうと、今回のマザーボードの仕様として無線LANモジュールはM.2スロットを介して接続されていたからです。
以下の画像はマニュアルからの抜粋になります。
実は最初はマニュアルも確認せずにSSD用のM.2スロットが余っていたのでそこにKillerの無線LANモジュールを追加しようと思っていました。
しかしいろいろ調べていくとM.2スロットにもいろいろな種類があり無線LANモジュールが接続できるM.2スロットはKey Eとゆうことがわかりました。
そしたらマニュアルを見直したらKey Eスロットの文字があることに気づきモジュールの交換に踏み切ったわけです。
交換するモジュールはAmazonで購入しました。現在発売されているKillerの無線LANモジュールで最新の1535です。
まずはマザーボードのI/Oカバーを外します。これはマザーボードの裏からネジ止めされているだけなので簡単に外れました。
次にLANのモジュールが入っているだろう金属ケースのネジも外します。
金属ケースを外したらM.2スロットらしきものが見えました。
外したのが以下の部品です。
金属カバーを外すと中に無線LANモジュールが接続されていたので購入したKillerのモジュールと交換です。
ちょっと基盤の厚みが違ったようでうまくネジ止めできませんでしたが元のモジュールが入っていたように接続し直しました。
これで蓋を締めてM.2スロットに接続しました。
あとは裏側からネジ止めするだけです。
結果
接続が終わりOSを起動するとKillerのドライバがインストールされていたためかネットからなのかわかりませんが自動でwifiとブルートゥースの機能が有効化されました。
KillerのアプリケーションであるControl Centerからの無線LANが選択できるようになってました。
有線と無線が接続できる回線が同じでは結局の所この機能を100%活かすことができないのではと考えるようになりました……
とゆうことで今度は光回線の2重契約でもしようかと思います。
その前に自作PCの記事は完成させておきたいですね。